【池袋暴走事故】「昨日久しぶりに妻と娘が夢に出てきました。」犠牲者遺族・松永さんのツイートに胸が締め付けられる・・・
池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、10人が重軽傷を負い、二人の命が奪われてしまった痛ましい事故。
被害者となったのは、31歳の女性と娘である3歳の女の子。
女性の旦那であり、女の子の父親である男性松永さんは耐えがたい悲しみを抱えながら、交通事故がおこらないようにと発信をされています。
「昨日久しぶりに妻と娘が夢に出てきました。」と久しぶりのツイートをした松永さん。
その内容に胸が痛みます。
池袋暴走事故
遺族の松永です。昨日久しぶりに妻と娘が夢に出てきました。
ふたりは軽い怪我で済んで、病院へ私が迎えに行くという、現実とは異なる状況の夢でした。生前と同じように、ふたりとハグをして、沢山笑い、喋りました。
夢から覚めたとき、夢で会えた幸福感や、現実に対する悲しさなど— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) August 19, 2020
池袋暴走事故
遺族の松永です。昨日久しぶりに妻と娘が夢に出てきました。
ふたりは軽い怪我で済んで、病院へ私が迎えに行くという、現実とは異なる状況の夢でした。生前と同じように、ふたりとハグをして、沢山笑い、喋りました。
夢から覚めたとき、夢で会えた幸福感や、現実に対する悲しさなど複雑な感情になりました。この夢のように、仮に2人が生きていたら、私にとっての「当たり前の日常」は恐らく続いていたと思います。しかし今はもう、その当たり前はありません。
事故前は日々の生活の中で忘れがちでしたが、当たり前の日常は尊いものだったのだと痛感しています。
尊いものだからこそ、交通事故を一件でも減らしたいです。交通事故は、日常を一瞬で変えます。
コロナの影響で活動が思うように出来ず、行政への提言などのハード面での活動はなかなか出来ませんが、今後も交通事故撲滅活動を続けていきます。
一件でも事故が防げたならば、妻と娘の命を無駄にしなかったと、2人に胸を張って言えると思うからです。
一方で、私の中で最優先順位事項は裁判です。
最優先事項ですが、裁判がどのような結果であっても二人の命は戻りません。しかし、遺族としてただただ法に則って罪を償って欲しい。明確な処罰感情です。裁判に関してはその感情だけです。遺族として淡々と処罰感情を求める。
この3点をお伝えしたかったです。
交通事故で毎日約8人亡くなります。こんな想いはもう誰にもさせたくありません。
以下URLは、昨年国交省に要望書を提出したブログです。
ameblo.jp/ma-nariko/entry-12547172520.html
こういった活動をしています。裁判後も続けます。誰しもが被害者にも加害者にもなり得る交通事故を、世の中のみんなで無くしていきたいと私は思っています。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
引用元: twitter.com/ma_nariko/status/1295925129940107264
胸が締め付けられますね…。
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