【正論】ソフトバンク会長の”孫正義さん”が国会の守衛から「こら、そこ歩くな!そこは議員さんが通る場所だ」と言われて激怒!言い返した言葉が・・・
今回、10年以上前にソフトバンク会長の孫正義さんがブログに書いたある記事を紹介します。
先日、所用があり参議院を訪れた時のことだ。
入り口中央には赤じゅうたんが敷いてあり、私はなんら躊躇することなくそこから中へ入ろうとした。
その瞬間、守衛から怒鳴られ制止された。
「こら、そこを歩くな。横の通用口から入りなさい。そこは議員さんが通る場所だ」
私は怒鳴り返した。
「ちょっと待て。
そんなことどこに書いてある。
書いてもいないのになぜ、いきなり怒鳴られるんだ。
そもそもどうして議員が赤じゅうたんの真ん中の入り口で、国民は通用口なんだ。
俺は帰りも堂々と真ん中から出る。
そして次に来るときも堂々と真ん中から入る。
どうしても通したくなければ警察を呼んで逮捕してみろ」
結局私は、真ん中から入り、真ん中から出たが、この出来事ほど今の議会制民主主義の歪みを表した象徴的な出来事はないだろう。
まさに主権在民の精神を忘れた代議制度だと言えるのではないだろうか。
議員、代議士というのはその名の通り、主権を持っている我々国民の代理として国会で議論をする人たちだ。
憲法で主権在民が謳われているように、一番えらいのは国民であり議員は国民の下僕であるはずだ。
それなのになぜ議員が真ん中の赤じゅうたんの入り口で国民が脇の通用口なのだ。
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