「死に臨んだ日本の一提督の米国大統領宛の手紙」ルーズベルトに与うる書

今回は、「死に臨んだ日本の一提督の米国大統領宛の手紙」という書についてご紹介します。

 

この市丸海軍中将の書は戦後ベストセラーになりました。

ジョン・トーランドの「昇る太陽-日本帝国滅亡史」でも紹介され、そして全米で大絶賛されています・・・

「書」は今も、ナポリスの海軍兵学校の博物館に展示されています。

先の大戦末期、硫黄島の激戦の中にあって、決してポストに投函される望みがない状況で書き残された

「魂の手紙」です。

 

当時、米軍は戦いの後、日本兵の遺体から所持品を確かめていました。

市丸中将はそれを知って、この「書」をしたためたのです。

この書の和文のほうを通信将校の村上大尉が腹に巻きつけ、
英文のものは赤田邦夫中佐(二七航戦参謀)が身につけました。

そして市丸中将は、栗林中将とともに、軍服にある一切の肩章を外し、ひとりの皇国臣民として最後の突撃を行い、散華されています。

 

こうして戦火の中でも残り、今も語り継がれているという市丸中将の魂の手紙」の内容とは…

 

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