【衝撃の事実】子供の頃、うちは貧乏だと思っていた。風呂は薪で沸かし、穴が開いた靴下を使い、洗濯機はたびたび止まる年代物だった

【衝撃の事実】子供の頃、うちは貧乏だと思っていた。風呂は薪で沸かし、穴が開いた靴下を使い、洗濯機はたびたび止まる年代物だった

子供の頃、うちは貧乏だと思っていた。

私が小学校にあがる頃まで風呂は薪で沸かしていたし、その後ガスに替えても当然シャワーはない。
体を洗うための石鹸と家族共有のジャンプーはかろうじてあったけれど、リンスや洗顔料などはない。
掃除機もなく、洗濯機はたびたび止まる年代物だった。

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靴下は穴が開いたら自分で縫い閉じていた。
服は父方の親戚からもらうお下がりを着ていた。
下着だけは母が新品を買ってくれたが、それもそこらじゅうがほつれるまで使っていた。
中学生になってよりいっそう、うちは貧乏なんだと思うようになった。
ただ、中学校は制服だったから毎日着る服をなんとか工夫しなきゃという気苦労がなくなって安心した。

周りと比べて不幸だと感じなかったのは、せめて不潔にならないようにと母が気遣ってくれたからだと思う。
着古したボロを着ていても臭くなく汚れてもいなかったから、いじめられることもなかった。
常に一緒にいるような仲の良い友達はいなかったけど、校外でも遊ぶ仲間は何人かいて楽しく過ごしていた。
でも小学六年生のとき、今でもたまに夢に見るある出来事があった。

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